宮沢賢治の童話に「シグナルとシグナレス」というお話がありました。
鉄道線路の脇に立つ信号機を擬人化した、淡くせつない恋物語だったと思います。
シグナルは男性で本線の信号機、シグナレスは女性で支線に立つ信号機。身分の違いによる恋を書いた小品でしたが、なぜか心に残っています。まあ、宮沢賢治 の童話はほとんどぜんぶそうなんですけど。もし、小学生くらいの子供がいたら、ぜひ宮沢賢治を読むように奨めてください。もすこし小さかったら、読んであ げてください。読んでる自分も感動していることに気づくはずです。