地蔵巻っていっても海苔巻の一種や書物の名前じゃありませんよ。
最上川の本合海(もとあいかい)という場所にある、最上川屈指の名所であり難所です。

高さ30mはあろうかという崖の下、囂々と渦巻いている淵です。その深さは最上川一といわれ、計り知れない深さだとか。名前の由来は、昔、漁師がこの淵からお地蔵様を引き上げたことから地蔵巻と言われるようになったといいます。この崖の中腹には八向(矢向)神社という、1100年以上の歴史を持つ小さなお堂がありますが、対岸からしか拝むことができません。冬は雪の中にポツンと、夏は緑に隠れるようにしか見えませんけれど、川沿いの国道47号線を走る車から見る崖と赤いお堂は、とても気に入ってる最上川の風景のひとつです。車からだとじっくりみることができないのが残念なんですけど。

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大切なあの人をおくらなければならない人々の心に、慈しみと尊愛をお届けする「 木地地蔵 」。
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