羽黒山、月山、湯殿山を出羽三山といいます。奥の細道にはそれぞれ
「涼しさや ほの三か月の 羽黒山」
「雲の峯 幾つ崩れて 月の山」
「語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな」
という句が出てきます。
三百年前の句が今に残り、
語られることは凄いというか、
芭蕉がいかに愛されてきたかを物語るものですが、
変わりない姿をこれからまた何千年、何万年も伝えていくであろう自然っていうのは
もっと凄いですよねー。
もしかしたら出羽三山を詠んで、
芭蕉を上回る句が出てこないとも限りません。
出羽を旅してみませんか。