おくり地蔵とは


【おくり地蔵】は、
遺された人と共に現世で合掌し、
おくられた人、おくった人々の幸せをいつも祈ります。

【おくり地蔵】とは「木地地蔵」のひと型こけしです。

「木地地蔵」の生産地は東北屈指の温泉地、
宮城県 大崎市 鳴子町 “伝統こけしの里”。

鳴子町は東北屈指の温泉地として知られていますが、
3月11日の東日本大震災で
震度6強という激震に襲われました。
それでも復興を目指し、明日を信じて、
甚大な被害を受けた被災者の方々の心のより所になればと、
工人たちが合掌姿のお地蔵様を心を込めて作っています。

▼木地地蔵とは

木地地蔵とは

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「おくられる人」への溢れる想いと気持ちを込めて、故人を悼み冥福を祈り、また「おくる人」が心を鎮めるために木地地蔵は作られました。

慈【みちびき地蔵】は錫杖を突いて、故人が極楽まで迷わないよう御案内します。

愛【お供地蔵】は、私がいつも側にいます、畏れることはありません、と施無畏印を結びます。

「慈」「愛」の二地蔵は柩の中で故人に寄り添い、
故人と共に煙りになってあの世へ旅立ちます。

願【おくり地蔵】は、遺された人と共に現世で合掌し、
おくられた人、おくった人々の幸せをいつも祈ります。

江戸時代から東北地方で作られてきた
伝統こけしの「こけし工人」が描いた慈悲深いお顔は、
おくる人の悲しみを癒し、
尽きぬ思いを安らかに慰めてくれることでしょう。