2009年に結婚して、カミさんの実家のある庄内に来たのだけれど…。
やっぱり言葉が解りません。
丸田さんち.jpg
義母は方言8割、標準語2割くらいで話すのですが、
うーん、ちょっと理解できないことが多い。
カミさんは方言も標準語も話せるバイリンガルなので、
時々通訳してもらいます。
でも庄内弁って言葉が柔らかいんですよ。
「もっけだのー(ありがとう、とかすまないねーという意味)」とか、
語尾を「の〜」と伸ばすので耳さわりがいいんです。
30年位前に東北を原付バイクで旅行したことがあったのですが、
秋田の山奥の宿に泊まったときは年配のかたの言ってる言葉がまるっきり解らず、
少しきつめの口調だったので、なんだか怒られているのかなあ、と思いました。
3回聞きなおしても解らなかったので若いかたを呼んでもらい、
通訳してもらったのですが、なんのことはない、
「お風呂に入りますか? それとも食事を先にしますか?」ということだったんです。
これから方言って、どうなるんでしょうね。
まあ、大阪弁、京都弁などの関西圏、沖縄弁、博多弁などの
九州・沖縄圏はそのまま残っていくのでしょうけど、
東北は若い人はほとんど標準語で話しています(多少の訛りはありますが)。
啄木の「故郷の訛りなつかし停車場の 人ごみのなかにそを聞きにいく」ということも、
あと30年もしたらなくなってしまうのかな。

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